筑波大学 Geography Networkを利用した分析例1

 窒素酸化物濃度の内挿(補間)処理

 筑波大学 Geography Networkデータを利用した解析例として,国立環境研究所から提供されている「国環研 環境GIS大気 NOX(窒素酸化物)年平均値(2001)」のポイントデータを用いて,ArcMapのSpatial Analystによる内挿(補間)処理を行います.


分 析 手 順

 筑波大学Geography Networkの使用方法「2.ArcMapから筑波大学Geography Networkにアクセスする」の項で説明したとおり,まずArcMapを起動して,プルダウンメニューの「ファイル」→「インターネットからデータを追加」→「ウェブサイトを追加」により,筑波大学Geography Networkに接続します.

 左図のような検索ページが表示されますので,コンテンツタイプの選択で「オンラインマップサービス」を選択し,オプショナルキーワードを「国立環境研究所」として「検索開始」ボタンをクリックして下さい.

 下図のように,国立環境研究所が提供しているオンラインマップデータの一覧が表示されます.
またArcMapからアクセスした場合,「ArcMapに追加」ボタンが表示されているはずです.ここで「国環研 環境GIS大気 NOX(窒素酸化物)年平均値(2001)」データを探していただき,「ArcMapに追加」ボタンをクリックして下さい.


 まず,ArcMapに日本全図が表示されるはずです.


 次に関東地方を拡大して下さい.NOXの年平均値(ppm)がポイントデータで表示されています.これらのデータを内挿(補間)して,NOXの濃度分布図を作成したいと思います.


 まず,Spatial Analystツールバーから「内挿してラスタに変換」→「クリギング」をクリックすると,クリギング処理用のダイアログボックスが開きます.
 「入力ポイント」欄にはNOX(ppm)年平均値が表示されているはずです.「Z値フィールド」欄には,"DATA.AIR_AVEPPM.NOX"を設定して下さい.その他の項目はデフォルト値で解析を行うことにします.
「OK」ボタンをクリックすると内挿データが生成されます.


 下図のようなNOXの濃度分布図が表示されたでしょうか?
でもこのままでは位置関係がはっきりしませんね.そこで,「Krige of NOX(ppm)年平均値」レイヤを透過表示させたいと思います.


 データフレームの「Krige of NOX(ppm)年平均値」レイヤを右クリックし,「プロパティ」を選択してください.「レイヤプロパティ」ダイアログボックスが開いたら「表示」タブを選択し,透過表示を30%程度に設定すると,下層レイヤの行政界やポイントデータが透けてご覧になれます.


 下図のように,首都圏のNOX濃度分布が表示できたでしょうか.